意のままに、サウンドを操る
Thunderboltのパワー、そのシンプルさを、ワイヤレスコントロール Apogee Elementは、音楽制作のためのMac対応Thunderbolt オーディオI/Oです。Symphony I/O Mk II、Ensemble Thunderbolt、そしてGrooveで培われた数々のApogeeの技術が、シンプルなフォーム・ファクターに収められています。合理的なハードウェア機能と先進のソフトウェア・コントロールにより、Elementはかつてないクオリティのオーディオインターフェースを、驚くべきコストパフォーマンスで実現しました。
最高品質のオーディオを形作る『元素=Element』アナログ-デジタル変換高い品質を持つA/Dコンバータは、あらゆるディテールをコンピュータに録音するために必須の要素といえます。Elementシリーズは、Apogeeが作り上げてきた中でも選りすぐりのA/Dコンバータを搭載しています。Elementを通じてレコーディングを行うことで、不要なノイズを極小まで抑えつつ、音声信号のクオリティを最大限に保つことが可能になります。素晴らしいサウンドのトラックがあるだけで、その後のミックスやプロジェクト進行もより容易になるでしょう。
マイク・プリアンプパワフルなドラムから、ダイナミクスのあるボーカル、繊細なストリングスまで、レコーディングにおいては優れたマイク・プリアンプが欠かせません。Elementシリーズに搭載されたマイクプリは、Apogeeによる先進のAdvanced Stepped Gain Architectureを採用しています。0-75dBという幅広いゲインレンジに対し、動的に最適化するよう設計されたアナログ回路が、優れたバンド幅と限りなく低い歪みを実現します。
デジタル-アナログ変換高品質なD/Aコンバータにより、 レコーディンだけでなく、ヴァーチャル・インストゥルメントなどのトラックも、より高解像度での聴取が可能になります。その明瞭さが正確な微調整をしやすくし、最も望ましくバランスの良いミキシングにつながります。瑞々しくクリアな高域と、タイトかつ輪郭のある低域を持つElementを通じてリスニングすることで、トラック同士の馴染みや調和の取れたミックスを得やすくなるでしょう。
クロックオーディインターフェースは、オーケストラが指揮者を必要とするように、適切なクロックソースを必要とします。デジタルオーディオ・クロックは、システムの全パートに適切なタイミング信号を供給し、これによりAD/DAの各プロセスの同期が可能となります。Elementは、自身も非常に優れたクロックソースを内蔵しているだけでなく、Word Clock In/Out端子により外部デジタルオーディオ機器との同期も可能です。Elemetをマスタークロックとすることで、Apogeeが長年をかけ積み上げてきた、優れたクロック技術のアドバンテージを最大限に利用することができます。
Thunderbolt接続Elementシリーズは、ラウンド・トリップで1.41msという圧倒的な低レイテンシーかつ堅固な安定性を誇るThunderboltドライバを有します。Apogeeによるカスタムドライバは、独自のDirect Memory Access (DMA)によりCPU負担の軽減を実現しており、多くのプラグインを使用しつつ低いバッファ設定でのDAWモニタリングも可能でしょう。Elementの低レイテンシー・ドライバは、マシンパワーとモニターの二択、という長年の悩みから解放してくれるはずです。
ElementをコントロールするElementシリーズは、パワフルなソフトウェア・エコシステムによるコントロールが可能です。Elementシリーズではコントロールという点において、かつてなかったオプションの数々が用意されています。
Element Control App for MacすべてのElementハードウェアのすべての入出力コントロールおよび設定にアクセスが可能な、ApogeeによるMac対応ソフトウェア・コントロール・アプリケーションです。このアプリケーションから、入力タイプの選択、入出力レベルの調整、最大5つの独立した低レイテンシー・ミキサーの設定などが可能です。またキーボードの方向キーで素早く入出力を選択し、レベルを調整することもできます。
Element Essentials ウィンドウElement ControlのEssentialsウィンドウを活用することで、最小限のスクリーン・スペースで必須となるハードウェア設定を一覧することが可能になります。Essentialsウィンドウは、お使いのDAWウィンドウの上下左右へ自由に配置して、各コントローラへ素早くアクセスすることができます。ワークフローを妨げることなく、コンピュータでの作業に集中することができるでしょう。
Element Control Mobile for iOSElement Control Mobile for iOSは、Element Essentialsに含まれるハードウェア設定にワイヤレスでアクセス、コントロールできるiOSアプリです。iPad、iPhone、iPod touchに対応し、Apple App Storeよりダウンロードすることができます。
Apogee Control リモート時としてハードウェアからのコントロールが一番しっくりくることもあるでしょう。もちろん、ApogeeはDuetを始めとして、このアプローチを開拓し続けてきました。 Apogee Controlに備えられた8個のボタンとコントロールノブには、様々な設定を割り当ててコントロールすることができます。また、USBケーブルで簡単にMacへ接続できます。
※2016年11月発売予定
Logic Pro X IntegrationもしLogic Pro Xをお使いなら、入力ゲイン、入力ソースといったElementの入力設定を、Logicのチャンネルストリップから直接変更することができ、Logicシステムの一部として統合することが可能です。Elementの入出力設定はLogicセッションに保存されるため、リコールも簡単です。
これらのパラメーターは、Logic Remote App for iPadからもアクセス可能です。これによりスタジオのどこからでも、入力レベルをはじめとする設定をワイヤレスで調整することができるのです。ドラム・キットから離れることなくマイクゲインを調整する、マイクを立てたままラインチェックをする、ホームレコーディングのときにコンピュータに引き返すことなくマイクから他の楽器に入力を変更する、こうした作業が簡単に行えるようになります。
12x14Mac対応Thunderbolt オーディオI/OボックスElement 46は、自宅スタジオから小規模なプロジェクトスタジオまで、コラボレーションを重ねるミュージシャンに最適なインターフェースです。マイクプリを搭載した4つのアナログ入力と2つのヘッドフォン出力とステレオ・スピーカ出力を備えたElement 46は、ワンランク上のインターフェースとして素晴らしいアップグレード・バリューを提供します。
Element 46 製品ハイライト12 入力 x 14 出力 Thunderbolt Audio I/Oボックス
最高192kHz/24-bit対応AD/DAコンバータ搭載
4 アナログ入力、世界有数の品質を持つ48vファンタム対応マイクプリアンプも搭載、マイク/ライン/インストゥルメント・レベルまで多彩な機器を接続可能
・4 TRS/XLR入力
6 アナログ出力
・2 バランス L/R XLR 出力
・2 1/4” ステレオ・ヘッドフォン出力
1 Thunderboltポート、Macとの超低レイテンシー接続・パフォーマンスを実現
・ラウンドドリップで1.41ms@96kHz, 32バッファ設定時
Optical 入力: ADAT、SMUX、S/PDIFをサポート
・ADAT: 8 チャンネル 44.1-48 kHz 、1 Toslink接続
・SMUX: 4 チャンネル 88.2-96 kHz 、2 Toslink接続
・S/PDIF: 2 チャンネル, 最高192 kHz 、1 Toslink接続
Optical 出力: ADAT、SMUX、S/PDIFをサポート
・ADAT: 8 チャンネル 44.1-48 kHz 、1 Toslink接続
・SMUX: 4 チャンネル 88.2-96 kHz 、2 Toslink接続
・S/PDIF: 2 チャンネル, 最高192 kHz 、1 Toslink接続
Word Clock IN/OUTが可能なBNCを搭載、外部オーディオ機器との同期が可能
Element Control Software for Mac: 入出力レベルをはじめとする、すべてのハードウェア・パラメーターおよび低レイテンシーモニタリングを設定可能
Element Control Mobile App: iPad、iPhone、iPod touch対応のiOSアプリ、ワイアレスでElementハードウェアのリモート・コントロールが可能
Apogee Control ハードウェア・リモート(別売) Element用デスクトップ・コントローハードウェア
複数ユニットのサポート 2台までのElementユニットをMacにThunderbolt接続することで入出力数を追加可能
UD20161002